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レポートから見る背景

 


 『彼』と呼ばれる男
 
 ・コーネリア王国騎士団団長を務める男 国や仲間からの信頼は厚い
  目に付く巨漢で武芸に優れている様だが 事務的な仕事は苦手の様だ
  性格は温和で真面目な気質の様だが子供の事となると...

  傍観者が描くレポートの中心となっている人物だが
  数あるレポートの中で故意に名前が消されてあり『彼』とだけ描かれている
  騎士団からは「団長」「旦那」等と親しみをこめて呼ばれている背景がある
  物語の後半は謀に巻き込まれ子供を失ってしまう
  その謀により仲間と共に心中の身となるが傍観者によると
  途絶えた息を吹き返した説がある
  何かに身を預けて異世界へ行く様だがその後の痕跡は辿れない


 『子供』と呼ばれる存在

 ・彼が引き取った謎の孤児 彼と共に暮らし成長し王国騎士団の一人となっている
  銀色の髪、碧眼、綺麗な出立ちが特徴の様だ
  可愛さあまってか騎士団達のアイドル的存在で
  取り合いになっている微笑ましい様子が伺える
  彼に引き取られる前の事は謎だが人為的な虐待を受けていた様だ
  傷跡は心にも残る様で酷く人見知りをするが騎士団達に温かく育てられた様で
  青年になると才出た武勇賢人となっている

  何らかの事件に巻き込まれ、ある日突然彼の前から消えてしまう
  傍観者は最後の子供が何者かに攫われた様に描き綴っているが真相は分からない




 『イチイ』(コーネリア王国騎士団1番隊隊長)
 
 ・コーネリア騎士団隠密部隊1番隊を率いる男 北東方のガイア出身
  ガイア地方の中でも独特な文化を持つ民族の生まれ
  異文化で学ぶ忍びの心得により影に生きる続柄、コーネリア王の暗殺の為王都に向かう
  この時目前で『彼』に阻まれ暗殺失敗、自害を試みるも『彼』にその命を救われ
  『彼』に一目惚れ、以後忠誠を誓う
  恥ずかしがりやで『彼』に近づけず見事なストーカー行為を続ける事2年
  その緻密さと情報収集、隠密さを買われ(?)1番隊に配属
  『彼』の為ならばとの一心で一気に隊長迄上り詰めた強者
  見掛けによらず料理が得意で『彼』に賄う為に日々美味しい料理を研究し
  作り続けるが、出来上がった料理やスウィーツは尽く彼の口に入らず
  食にいやしいアーク(4番隊長)等に食われてしまい 寂しく泣く事毎日
  忍びと言う一風変わった戦闘スタイルを持っている為
  常に『彼』の影に居り王都の情報を全て把握している
  身体に仕込んでいる武器の数は100通と言われる程万全に対応している
  生体の変わった獣モーグリが好きで年甲斐も無くぬいぐるみを持ち歩いている事が多い
  顔を隠す為か大きな帽子を深くかぶっている 素顔は恥ずかしいらしい

  物語中王国の策略にはまり『彼』の身を案じ守り自害する
  その後混沌に魂を売り醜い蛇の魔物と化して『彼』の側に有り続ける

[コーネリア騎士団1番隊]
  隠密、情報収集、斥候等を担当する影の部隊
  隊長以外の団員は顔すら知られて居ない
  常に王国の監視をし何か有れば真っ先に動く部隊
  時には汚い仕事も請け負い機密な暗殺業務等に携わる事もあるとの噂
  


 『トウキ』(コーネリア王国騎士団2番隊隊長)
 
 ・コーネリア騎士団騎馬部隊2番隊を率いる男 出生は不明だがルフェイン人の
  血が母方から混じっていると言う話もある
  母が早くに亡くなって居り本人も出生に関しては曖昧な所が多いと言う

  音楽が趣味で『子供』に手慣れたバイオリンを聞かせてやるのが楽しみの様だ
  騎士団隊長唯一の妻子持ちで子供と鳥が好き
  騎士団内で最も武芸に優れてありながら立ち仕事を嫌い事務的仕事を率先する
  ある時『彼』に愛娘の危機を救って貰った事があり、この命を礼として『彼』に忠誠を誓っている
  有るべき秩序を守り抜く、厳しい男でもあり、良き『彼』の参謀でもある
  その為付いたあだ名は「鬼のトウキ」
  その笑顔で吐く毒説は『彼』も太刀打ち出来ない影の団長とも言われている
  ジュロ(3番隊長)は腹違いの兄 だが、恐ろしく似ていない
  その為兄弟である事がバレた事は無い
  ブロンドの美形で城内の婦人や使い達の中でファンクラブがある程の人気ぶり

  2本の剣を操り戦う、腰に下がる楽器の中にも武器が仕込まれて居り隙のない戦闘能力を持つ

  物語中王国の策略にはまり家族を盾に捕られてしまうが
  忠誠を誓う『彼』を守り自害する
  その後混沌に魂を売り六つの頭の竜と化して『彼』の側に有り続ける

[コーネリア騎士団2番隊]
  騎士団の顔である騎馬を率いた秩序の象徴となる部隊
  騎士を目指す子供達が最も憧れる部隊だ
  4部隊の中でも中心になる武力を備えた精鋭ぞろいの騎馬軍団である
  王室や貴族豪族の護衛等も2番隊の役割である



 『ジュロ』(コーネリア王国騎士団3番隊隊長)
 
  コーネリア騎士団重装歩兵部隊3番隊を率いる男 港町プラポカ出身
  団長をも凌ぐ巨漢で、徒手空拳にて戦う姿は騎士というよりはモンク
  ごつい+でかい+ヒゲ+ハゲ+サングラスという魁偉な容貌故に
  第一印象で損をしているが、実際は繊細な気質で胃薬と仲良しさん

  サングラスの下はおめめはぱっちりと可愛らしい(という噂?)ので
  ハクをつける為にも、決して外す事はない
  四番隊隊長アークとは同期 初対面から腐れ縁が延々続いており
  引きずられる形で事件に巻き込まれては苦労をする
  二番隊隊長トウキは腹違いの弟で、実母は健在で今なお同居
  この世で勝てないものは「弟、カーチャン、歯医者さん」の3つ

  子供の頃はくるくる巻き毛の縦ロール、可愛らしい少年だったが
  女の子みたいだとからかわれて一念発起、体を鍛えに鍛えまくった結果
  家に肖像画が残っているが本人だと気付かれた事が無い
  カーチャンにも肖像画に「あらこの人だあれ?」と言われた変貌ぶりである

  物語中王国の策略にはまり母親を盾に捕られてしまうが
  忠誠を誓う『彼』を守り自害する
  その後混沌に魂を売り巨大な海邪と化して『彼』の側に有り続ける

[コーネリア騎士団3番隊]
  主として重装歩兵で構成される部隊
  地に足をつけた白兵戦を得意とし、掃討・殲滅を担当する
  1番隊が収集した情報に基づき、2番隊が減衰せしめた敵勢力を
  4番隊の後方支援を受けつつ完膚無きまでに「押し流す」のが役割



 『アーク』(コーネリア王国騎士団4番隊隊長)
 
  コーネリア王国騎士団魔術師部隊を率いる メルモンド出身で訛りがきつい
  大喰らいで寝汚く酒癖が悪く金に煩い
  田舎では魔術の研究にも限界があり、王立図書館の魔術書が読み放題という噂を聞きつけて入団
  3番隊隊長とは同期で、以来彼を『盾』と公言して憚らない
  四隊長の中では一番小柄で童顔、そのためスクワイア(従騎士)に間違えられることもしばしば
  騎士でありながら剣を帯びず鎧も最低限しか纏わず、白魔術師のローブを翻す
  噂では馬術も普通の旅行程度がいっぱいいっぱい愛馬はポニーらしい

  流行り病で血縁者を亡くしており、天涯孤独の身の上
  自分が孤児であったためか、仲間から多額の回復魔法代をせしめては寄付に費やしている
  三番隊隊長以外にそれを知る者はなく、故に騎士団内では守銭奴として恐れられ
  ついた二つ名が『白い悪魔』
  自称白魔術師だが、黒魔法も使い、また過去に喪われた魔法の解読のため
  勤務時間以外はほぼ引きこもり、四大元素についての研究を行っている
  武器や防具、道具に魔力付与を施す
  最終的には全ての病を癒し永遠の命を得るという『神の杯(エリクシル)』の生成を目標としている。

  物語中王国の策略にはまり世話をしてきた子供らを捕られ『彼』を守り自害する
  その後混沌に魂を売り、不死の身体を得て『彼』の側に有り続ける

[コーネリア騎士団4番隊]
  主として魔術師で構成される異色の部隊
  通常は後方支援や回復に努めるが、時に大掛かりな攻撃魔法で膠着状態を打破することもある
  王家の御典医としての役割も司るが、現四番隊長はその役目にあまり積極的でない模様






 傍観者(?)
 
 ・観る事だけを与えられている霊体の様な存在
  現在発見されているレポートを書き綴っていると思われるが詳細は不明
 
  レポートから察するに生き物ではある様だが個体として認知されていない
  その為物語をメモに残し後世に訴えかけている様だ
  しかし認知はされないものの個体として何かに生かされている様で
  傍観者が他者の時間軸に関与すると関与した時間の倍の時間を対価として
  払い、眠りに着いたりする様だ
  時折子供の目には付く様で子供の側を見守っている事が多い

  ある人物の腰回りで見た事がある様な気がするが…
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