忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ある国では母親が子供にこんな絵本を読ませて聞かせます



むかしむかしあるところに
とても大きく
かがやく国がありました
おしろには王様お姫様がいて
たくさんのひとが住んで
へいわにくらしていました



ところがおしろには
王様もこまっていた一人のわるい騎士がいました
わるい騎士は王様のちいをねらっていて
たくさんわるいことばかりしていました




わるい騎士は
この国でいちばんうつくしいお姫様に
恋をしていました
しかしお姫様は
わるさばかりする騎士のことが
すきではありませんでした




わるい騎士は
どうしてもお姫様がほしくて
おしろからお姫様をさらって
はるかとおくのわるい国へいってしまいました




そしてわるい騎士は
かがやくお城をしはいしようと
わるい神様にたましいをうって
たくさんのこわいまものをよびました
わるい騎士はお城や王様、たくさんのひとにわるさをしました
国はだんだんあんこくにつつまれていきました




王様がとてもこまっていると
そこにひかりかがやく4人の戦士が
とつぜんあらわれたのです
4人の戦士はあっというまに
お城をおそっていたまものを退治しました
そしてさらわれたお姫様をたすけるために
旅立ちました




そして4人の戦士は
たくさんのくろうをのりこえて
わるさをしていた騎士を
二度とこの国にこれないように
じくうのはざまへふういんし
お姫様をたすけました
そして国にへいわをもたらしました




かがやくひかりの戦士と
美しいお姫様はけっこんし
ながくながくしあわせにくらしました


ながくながくしあわせに…




しかしおとぎばなしとは語り継ぐ為の伝承物で有ると共に
真実を隠す為の捏造物でもあります

『私』は傍観者、何かを対価に存在も我が身をも失い
ただ時代の流れだけを観る目を与えられた
それだけの存在です

『私』はこれから貴方に御伽話にかくれた話を語りたいと思います
お付き合い頂けますかな?




はい][いいえ






















PR
忍者ブログ [PR]
 WRITE | ADMIN